私の友人が現在、ツアーの添乗員の仕事をしているのですが、仕事をしている時の彼女はとても生き生きとしていて楽しそうでした。話を聞くとつらい事も多いが、楽しさの方が上回るようで、なんといってもお客様に喜ばれることが嬉しいと話していました。そんな友人を見ていると、私も添乗員という仕事に興味を持ちはじめ、今年添乗員になるための旅程管理主任者資格というものを取りに行く事にしました。やはり簡単にとれるものでは
初めての海外はツアーが安心... の続きを読む
大村線の分岐点‐早岐は佐世保・長崎・鳥栖の3方向を結ぶルートの要で、構内配線上、佐世保へ向かう列車はここで進行方向が逆になる。C11特急は、この配線が生んだ宿命の落とし子である。佐世保まで僅か8・9キロメートル、12分。牽引機D51形を付け替えるには余りに短く、佐世保に着くとすぐ基地の早岐まで編成を引き上げなければならない。優等列車から。煙が抹殺されつつある今日、看板列車の特急牽引にタンク機関車を
〈さくら〉が早岐駅3番ホームに着く... の続きを読む
1988年3月、世紀の青函トンネルがついに開通、長いあいだ親しまれてきた青函連絡船に代わって、東京(上野)〜札幌間にブルートレイン〈北斗星〉が走り始めた。津軽海峡の海底をくぐり抜けて本州と北海道を結ぶ画期的な寝台特急にふさわしくA寝台車はオール個室となり、B寝台車にも初めての個室寝台(―人用「ソロ」・2人用「デュエット」)が登場した。「ロイヤル」と呼ばれる1人用個室A寝台は車内で書き物もできる小机
青函トンネル開通、ブルートレイン〈北斗星〉走行... の続きを読む
第三十五番清流寺への遍路道から、より近いのが蘇鶴温泉。仁淀川沿いの道から田園地帯へ少し分け入る。里山を背に、宿の看板や加熱川ボイラーを焚く煙突に気づかないと見逃しそうな所に、素朴な一軒宿がたたずむ。泉質としては硫化水素泉の冷泉が多い高知県や四国で、蘇鶴温泉はその代表格に挙げてよい。理由その一は、二〇度弱の源泉に含まれる総イオウ分が多い。理由その二、自家源泉を加熱せず、ふんだんに注ぎっ放しにする源泉
源泉あふれる湯船の醍醐味... の続きを読む
全国から114軒の温泉宿を選りすぐって紹介しましたが、温泉データとして「源泉率」という項目をわが国で初めて加えました。源泉に加水している場合の割合を示すものです。源泉100パーセントは当然、源泉率も100パーセント。源泉に10パーセントの真水を加えてあれば源泉率90パーセントとなります。源泉に加水する理由としては、「(1)湯量が不足している(2)局温の源泉を適温にするため(3)成分が濃厚でそのまま
加水率を問わない温泉法に問題が... の続きを読む
入浴、休憩、食事、これにウォーキング、読書。女性なら手芸などを組み合わせると、当初、時間をもてあますのではと懸念していた湯治生活の一目は、あっという間に終わります。自炊の本格的湯治ですと、さらに充実した非日常の毎日となるはずです。気になるのが一回当たりの入浴時間ですね。温泉浴はけっこう体力を消耗しますし、またサウナではありませんので、額に汗がにじんできたら浴槽から一度出てください。全身に血をめぐら
必要以上の発汗は慎みましょう... の続きを読む
大型船で諸国をめぐるクルーズは「動くリゾート」とも表現されるように、一定の居住空間にいるだけで観光地やリゾートが向こうから近づいて来ます。人気のクルーズ船は世界中のどの巨大ホテルよりも大きく、あらゆる娯楽施設はもとより、銀行、郵便局、応急手術もできる診療施設を備え、それらが一緒になって移動しています。さらに、乗客を快適で楽しい気持ちにさせるプロのスタッフがいつも傍にいます。一旦出港してしまうと、勝
クルーズの魅力はオール・イン・ワン... の続きを読む
蕎麦が日本一なら、すき焼きも日本一。「郡山の『京香』のすき焼きこそが日本一である」と高名な食味評論家が断じたことでも有名なこの「京香」。確かに日本一といってもいいたろう独特の旨さが滲み出るすき焼きだ。郡山の近郊、三春で育てられた名牛を、一枚一枚丁寧に女将が焼いてくれる。牛肉とは何と豊潤な旨みを湛えているものか、と感じ入ってしまった。郡山にはもうひとつ日本一がある。それは日本一の饅頭「薄皮饅頭」。新
福島にある日本一の数々... の続きを読む
六月オープンの豊島園「庭の湯」の場合は、少子化に備えて温泉で大人の集客力を取り戻そうと、地下一四五〇メートルまで掘削して、泉温三三度の温泉を得ている。これらはすべて強い食塩泉が特徴だ。しかし大きな問題がある。都心での温泉を含む地下水の採取制限である。深く掘れば地下温水を得られる地域といっても、無制限に汲み上げれば、地盤沈下がひどくなる。二三区内では一か所当たりの揚湯量を一日約五〇〜一五〇トン以下に
温泉の「原料」... の続きを読む
欧米外資ホテルの「アジア上陸」は、東京に先行して、香港、シンガポールで始まり、バンコク、ソウルへと飛び火している。中でも「アジアにおけるホテル最先端都市」、香港におけるホテル戦争は、東京の近未来形を示している。欧米外資ホテルが香港に進出する前、香港には、九龍半島側にザペニンシュラ香港、香港島側に、マンダリンオリエンタル香港が建ち、長らく香港のトップブランドを形成してきた。いずれも、英国による植民地
アジアの名門が世界進出... の続きを読む
さらにいうならば、温泉の恵みを享受するのは、人間ばかりではない。長野県湯田中渋温泉郷の最大の泉源地、地獄谷温泉は、ニホンザルが入浴することで有名だ。彼らは一軒宿の露天風呂にそしらぬ顔で浸かりに来る。これこそ、本当の「混浴」だ。また、北海道函館市のかの川温泉にある市営熱帯植物園でも、ニホンザルが大露天風呂で湯浴みを楽しむ。野生ザルの棲息北限を越えた北海道の寒さは、こたえるのだろう。毎日温泉三昧のサル
サルの「心の湯浴み」... の続きを読む
誤解しないでほしいが、問題とされるレジオネラ属菌自体は、特別にたいへんな細菌ではない。土ぼこりや淡水中など、ごく身近な自然界にいる菌の一種だ。その土ぼこりが風や工事などで空気中に飛び散り、噴水、人工滝、建物の空調設備の冷却塔や給湯・給水設備、加湿器、シャワー、二四時間風呂、入浴施設など広い範囲の人工的な(温)水環境に定着する。一般に二〇度〜五〇度で繁殖し、三六度前後で最もよく繁殖する。六〇度以上の
人工温水を好むレジオネラ属菌... の続きを読む
手荷物の取り違えや紛失も深刻だ。全米で一日に七〇〇〇個(全体の〇・五%)もの手荷物が一時行方不明になっている。四〇〇人乗りのジャンボ機にあてはめてみると、一便につき二人が被害を受けている勘定になる。二〇〇〇年前半の半年だけでも二二○万個の手荷物が誤配・紛失で、到着したときに乗客の手に届かなかったのだ。メジャーのワースト3は、一位ユナイテッド〇・六八%、二位アメリカウェスト〇・六六%、三位アメリカン
手荷物の取り違えや紛失も深刻... の続きを読む
ホテル嵐亭の客室数は全部で22室。こういう環境だと、旅館のように和室が圧倒的に多いように思われるかもしれないが、うち14室が洋室である。ホテル営業なので、室料のみの金額で、嵐山の眺望が得られて、日本情緒に浸れるというのがここの使い勝手の良さなのである。2食付きの旅館のようにお仕着せの料理を食べなくてはならないという負担がない。それが嬉しいところだ(もちろんホテル嵐亭で夕食をいただくのも悪くない。重
日本情緒に浸る... の続きを読む
ヒルトン東京や〇三年に開業したロイヤルパーク汐留タワーなどでは、シーツなどのベッドリネンの交換が不要の場合は、備え付けのカードで知らせる仕組みになっている。ホテルグランパシフィックメリディアンでは連泊の宿泊客が「清掃や備品の交換は不要です」と言った場合、二〇〇〇円のホテルギフト券を進呈している。そのほか、トイレットペーパーに再生紙が使われたり、制服にペットボトルの再生繊維が使われたり、客室内のごみ
ホテルの環境への取り組み... の続きを読む
いまホテルではヘルスクラブやスパといった健康志向の施設に関心が集まっている。ホテルはおもに客室、料飲施設、宴会場と三つの施設があるが、ヘルスクラブやスパが第四の施設として重要視されるようになってきているのである。最近の例で言うと、グランドハイアット東京においては、スパの開設に当たり、シカゴにある本社がわざわざスパに精通する女性を雇い入れ、「スパのことなら、彼女に聞け」と言って、彼女を東京に送り込ん
進む都市ホテルのリゾート化... の続きを読む
「ここに来て落日を見るを常とせり海の落日も忘れざるべし斎藤茂」吉島原半島の西岸、橘湾に面した小浜温泉。大きな湾を茜色に染める落日は、茂吉を虜にしただけあって、小浜の最大のセールスポイントである。「温泉宿はおおむね海側の、見晴らしの好い場所を占めてゐる。(中略)丹前に着替へると、女中が持って来た切符を握って、早速近所の噴騰湯と云ふのへ出掛けた。この外に新湯、天徳湯、明治湯、常盤湯、人徳湯の六ヶ所あっ
茜色に染まる橘湾を眺めながら、生きた湯を堪能する... の続きを読む
遠刈田は平成一二年、慶長年間(一五九六〜一六一五年)の開湯以来四〇〇年を迎えた。江戸時代創業の老舗宿「源兵衛」に保管されている明治三〇(一八九七)年ごろの絵図を見ると、上の湯、中の湯、瀧の湯、東の湯の四軒の外湯を取り囲むようにして温泉旅館、民家などが立ち並んでいた。うれしいことに現在も二軒の外湯が残されているのだ。「センター浴場」がかつての瀧の湯、「寿の湯」が東の湯である。寿の湯は、鳴子温泉の「滝
開湯以来四〇〇年を迎えた遠刈田... の続きを読む
食事後には布団サービスがあった。仲居さんが部屋にやってきて、布団を延べていくのである。ゲストが食事を別の場所でとる場合には、食事をしているあいだに部屋に布団を敷いておく、というのが定番だ。プライバシーにはまったく配慮のないサービスだが、日本人はそれだけプライバシーというものに対して重きを置いてこなかったことの証拠でもある。朝食も然りで、旅館側が決めた朝食時間までに起きて、決められた食事をとるのが基
提供側が主導権を持つサービス... の続きを読む
私は湯布院が都市化した、と批判的に書くが、ではほかにどういう道があり得たかと言われれば、この道しかなかったと言うしかない。いまの湯布院は確かにつまらないと思う。しかしこうなるしかなかったのである。だから今の私の関心は、この先湯布院がどこに向かおうとしているのかという一点だけである。湯布院は圧倒的に成功した観光地である。私のような人間は、つまらないなどと天の邪鬼なことをいうが、年間四〇〇万人も人が来
湯布院はどこに行くのか、そして黒川温泉は... の続きを読む
実は別府では蒸気に水道の水などを当てて温泉を製造している所があるのだ。正確にはお湯とすべきだろう。「それって、温泉といえるの?」と、疑問を持たれるのも当然である。われわれの常識では「温泉」とは温かい泉、つまり地中から湧き出して来る温水であるからだ。さすが温泉大国だけあって日本には「温泉法」(一九四八年制定)がある。その中で温泉は次のように定義されている。第二条〔温泉・温泉源の意義〕この法律で「温泉
「温泉法」による温泉の定義... の続きを読む
現在は循環風呂が一般化したせいで、この打たせ湯も危険なものになってしまいました。お湯がレジオネラ菌で汚染されている場合、打たせ湯が人体に及ぼす危険性は、湯船に溜めたお湯の比ではありません。上からバシャバシャとお湯を浴びるため、菌を含んだ飛沫を鼻や口から直接吸引してしまう危険性が高いのです。そのため私は、以前から「循環風呂での打たせ湯やジャグジー、パイプラバスを禁止すべきだ」と主張してきました。その
循環風呂の一般化で打たせ湯が危険なものに... の続きを読む
いまの時代に必要なのは、そういう保養の場としての温泉です。人々は休暇のあいたにそこで安らぎや新しい活力を得て、ふたたびそれぞれの日常に戻っていく。そんな温泉旅行が広まれば、各自の人生が豊かになるばかりでなく、すっかり疲弊しているように見える社会全体にも潤いや活気を与えることになるでしょう。ですから私たちは、自分自身のためにも、世の中のためにも、高度成長期に歪んでしまった温泉観を正さなければいけませ
高度成長期に歪んでしまった温泉観を正す... の続きを読む
本当に円高が進んでいますよね。恐ろしいくらいです。円高円高とこわがっていても、仕方がないのでここはいかに円高を楽しむかということが大切だと思います。この円高のチャンスを利用して海外旅行に行けば、今までは手が届かなかったような、ヨーロッパ旅行やアフリカ旅行もかなりのお値打ち価格で行く事が出来ます。企業も不景気のせいもあり、残業を自粛しているところが多いし、有給も以前よりも取りやすい状況になっているで
海外旅行は円高の今がチャンス... の続きを読む