日本は逆にホテルの方から先にモダンなインテリアで庶民になじまれてしまったから、船は船らしくスタートしないといけない。カーフェリーなどに乗るといかにもモダンにしようと考えるのだが、そのわりに安っぽい感じがするのは壁や床や天井の素材に凝りすぎるからだ。凝るといっても金をかけるのでないからいけない。安い新建材なのに柄をいろいろ選ぶ。むしろ無地一色でいいと思う。よく農家の人で農地が売れて大きな家を建てる人
日本の客船にしてほしいインテリア... の続きを読む
ロサンゼルス、アカプルコ、そしてフォートローダデルに四月二三日に帰る。これまた、大阪、東京をはさんで乗ることができるだろう。南米とマゼラン海峡は行ってみたい気がするが時間とお金がとてもとても。世界一周が終わると五月頃までカリブ海、六月から八月にかけてアラスカ、九月から再びカリブ海のクルーズになる。「QE2」、「サガフィヨルド号」などを扱っているジョンースワイヤ株式会社では、このほか、同じくキュナー
アメリカ西岸からカリブ海というコースが多い... の続きを読む
大袈裟に言えば、黒船来襲。片や待ち望む鮨好き、片や戦々恐々と待ち受ける京都の鮨屋。どちらの間にも話題は広がるばかり。これほどにオープンが話題になった店も近年珍しいだろう。「どうも江戸前の鮨屋の支店が祇園に出来るらしい」という噂が広がり始めてから半年あまり。まさに、満を持して、といった勢いで祇園町南側に店を開いたのは三二歳の気鋭の若主人。東京は新橋でその名を轟かせる「しみづ」で修業を積んだという。近
今後の展開が楽しみ... の続きを読む
「御所」の塀に沿って東へ進む。塀の側には小さな流れを作る側溝があるが、ここに近づき過ぎてはいけない。塀に落書きをする不届き者に注意を促すための警報装置が作動し、大きなベルとアナウンスが響き渡るからだ。「自転車道」の横辺りを進み、塀が切れるところまで来たら、少しだけ南に折れ、塀の上の方に目を凝らしてみよう。そこに一匹の「猿」が居るのがわかるだろうか。ちょうどここが「御所」の東北の隅にあたり、京都人が
「鬼門」」を「なかったことにする」... の続きを読む
一二月の初旬。前の座席の背もたれからテーブルを引き出し、最近、駅のコンコースにできた老舗の味土産コーナーで求めた「いづう」の鯖姿寿司(一人前二一〇〇円)を置く。「京都、楽しかったですね。食事は安くて美味しいし、素晴らしい紅葉も見られたし。それに意外なほど空いてましたしね。一二月にこんなに紅葉が綺麗だなんて思ってませんでしたわ。又今度、絶対行きましようね」と、包みを解きながら満面の笑みで問いかける妻
満ち足りたケース... の続きを読む